レポート

株式会社ノグチ

2007/01/23

TDB企業コード:220036436 群馬県前橋市 住宅資材卸、不動産賃貸ほか 事業停止、事後処理を弁護士に一任 負債40億円

「群馬」 (株)ノグチ(資本金3000万円、前橋市問屋町2-4-3、代表小澤
啓二氏、従業員40名)は、1月22日に事業を停止し、事後処理を新井博弁護士(前橋市問屋町1-1-1NF-2ビル3階、新井博法律事務所、電話027-253-7833)に一任した。

 当社は、1967年(昭和42年)7月に設立された建材卸売業者。一般住宅で使用される各種建材の卸(42%)、内装工事(17%)、不動産賃貸(30%)、会員制宿泊施設の運営(5%)、エステティックサロンの経営(6%)を行い、近年のピーク時である2001年4月期には約19億8400万円の年売上高を計上していた。

 建材卸部門は関係会社のエアサイクルホーム群馬(株)(前橋市、同代表)、(株)エヌ・エフ地所ホーム(前橋市、同代表)や地元建設業者を販路として、扱い商品は床材、外壁材、屋根材と多岐にわたり、不動産賃貸部門は前橋市問屋町に貸しビル3棟『NFビル』を所有し、大手企業の営業所などからのテナント料収入が中心となっていた。

 また、エアサイクルホーム群馬(株)などで構成されるグループ企業を統括、レンタルオフィス事業『NFシンクタンクオフィス』、住宅設備機器の直販事業『くふうかん』、会員制宿泊施設運営事業『ハーモニック』などの新規事業を相次いで立ち上げ、2005年8月にはエステティックサロン『セラピア』の経営も開始するなど経営多角化を推進してきた。

 しかし、工事・建材部門の受注が振るわず、2006年4月期の年売上高は約17億4000万円にとどまっていたうえに、貸しビル3棟の建設や『セラピア』などの新規事業を目的とした借入金が年商を大幅に上回って収支ひっ迫の主因となり、過剰債務を抱え金融機関からの追加資金が引き出せない状況下で支えきれず今回の事態となった。

 負債は約40億円。