レポート

株式会社エフ・アール・イー

2007/01/12

TDB企業コード:985403225 東京都渋谷区 不動産賃貸・開発 旧・第一不動産 破産手続き開始決定受ける 負債2223億円

TDB企業コード=985403225

「東京」(株)エフ・アール・イー(資本金20億円、東京都渋谷区代々木2-8-3、登記面=東京都杉並区荻窪5-27-8、佐藤行雄社長)は、2006年12月18日に債権者より東京地裁へ破産を申し立てられていたが、2007年1月11日に同地裁から破産手続き開始決定を受けた。

 破産管財人は小林克典弁護士(東京都千代田区麹町4-2-1、電話03-3234-2941)。

 当社は、1952年(昭和27年)5月創業、59年(昭和34年)2月に法人改組した不動産賃貸・開発会社。大手財閥系不動産販売会社の出資を受け、大手銀行や住宅金融専門会社(住専)など大手ノンバンクから資金を調達し、バブル経済期には米国の著名ビルの買収や関係会社を通じて湾岸地区にシティリゾートホテルを建設するなど、著名な不動産会社として91年3月期には年収入高約959億2400万円を計上していた。

 しかし、バブル崩壊の影響で所有物件の価格が下落。取引金融機関から返済の要請を受け、新規開発は事実上ストップしていた。さらに店頭登録していた傍系の(株)第一コーポレーションが、98年6月に負債4135億5000万円を抱え特別清算を申請したことで、当社の動向も注目されていた。

 この間、創業者の佐藤行雄社長が代表をたびたび辞任するなど、一時、経営責任を巡る動きもあったが97年12月に再度復帰し、2003年6月には第一不動産(株)から、現商号に変更。その後も所有不動産の整理・処分を進めていた。

 負債は、2006年3月期時点で約2223億円。