レポート

株式会社タイセイなど2社

2006/10/26

TDB企業コード:580408774 大阪府守口市 紙器・樹脂容器ほか製造 破産手続き開始決定受ける 負債33億9000万円

「大阪」 (株)タイセイ(資本金5000万円、守口市梶町3-41-14、代表稲葉治氏、従業員45名)と関係会社の大成印刷紙業(株)(資本金2500万円、埼玉県北埼玉郡騎西町鴻茎3201-4、登記面=守口市梶町3-41-14、同代表、従業員17名)の2社は、10月25日に大阪地裁へ自己破産を申請し、同日破産手続き開始決定を受けた。

 破産管財人は伊藤妙子弁護士(大阪市北区南森町2-1-20フォーラム南森町3階、電話06-6365-6358)。債権届出期間は11月30日までで、財産状況報告集会期日は2007年3月15日午後1時30分。

 (株)タイセイは、1946年(昭和21年)6月創業、53年(昭和28年)8月に法人改組。2005年10月に(株)大成紙工社から現商号へ変更した。段ボール箱、印刷紙器、貼箱など各種紙器の製造(60%)および飲料水用容器など合成樹脂製容器の製造(20%)を行うほか、ギフト商品の詰め合わせ・梱包作業(20%)なども手掛け、本社のほか神奈川、京都などにも工場を開設して幅広く営業を展開。商社筋や食品メーカーなど約150社を得意先としてピーク時の1992年1月期には年売上高約68億1300万円を計上していた。

 長年の業歴を背景として相応の営業基盤は有していたものの、デフレの長期化や同業他社との競合激化など取り巻く環境の悪化を反映して近年は受注の低下が続き、2006年1月期の年売上高は約28億6300万円にまで減少。加えて、工場建設など設備投資に伴う借入金の増加から採算性も低調に推移していた。このため、近年では不採算工場の閉鎖や所有不動産の売却などリストラを進めていたものの業況の改善には至らず資金繰りが悪化、ここへきて先行きの見通しも立たなくなったことから事業継続を断念、今回の措置となった。

 大成印刷紙業(株)は1966年(昭和41年)12月の設立。印刷紙器の製造を主業に製茶加工なども手掛け2006年2月期の年売上高は約7億7000万円を計上していたが、(株)タイセイに連鎖した。なお、大成印刷紙業(株)は当分の間業務を継続する予定。

 負債はタイセイが約27億5000万円、大成印刷紙業が約6億4000万円で2社合計約33億9000万円。