レポート

株式会社ルナ

2006/09/27

TDB企業コード:984984772 東京都西多摩郡 健康食品・化粧品製造 民事再生法の適用を申請 負債50億円

「東京」 (株)ルナ(資本金1000万円、西多摩郡瑞穂町長岡3-7-6、登記面=東京都新宿区西新宿5-3-2、代表宮川康二氏、従業員70名)は、9月26日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請した。

 申請代理人は小林信明弁護士(千代田区麹町1-6-9、電話03-3238-8515)。

 当社は、1987年(昭和62年)11月に設立。エキス抽出・濃縮、造粒、各種打錠、包装、充填など各種健康食品の受託製造を主体とするほか、化粧水、美容エッセンス、シャンプー、基礎化粧品などの受託製造も手がけていた。従来は高麗人参エキスやプルーンエキス、黒酢エキスなどを主に扱っていたが、最近は大手健康食品メーカーからのOEM生産に注力し、コンビニエンスストア向け製品の取り扱いが多くなり、2005年3月期の年売上高は約26億200万円を計上。同年6月には、現本社所在地に約45億円を投下して最新設備で小ロット対応可能な新本社工場を建設していた。

 しかし、大型設備投資に伴う資金調達を金融機関からの借入金や社債発行などで賄ったため借入金は年商を超える規模に達し、財務体質は急速に悪化していた。

 このため、国内最大級の生産能力と検査体制を背景に、大手メーカーへの積極的な営業展開を図ったが、営業スタッフの育成不足や本社工場移転に伴う営業ロス、主力得意先との取引解消などもあって見込み通りの受注確保が困難となっていた。2006年3月期の年売上高は約20億円と落ち込み、大幅な経常損失を計上、今回の措置となった。

 負債は約50億円。