レポート

株式会社西日本観光など2社

2006/09/26

TDB企業コード:710119136 香川県綾歌郡 パチンコホール経営 民事再生法の適用を申請 負債64億9100万円

「香川」 (株)西日本観光(資本金4000万円、綾歌郡宇多津町東分1655-1登記面=善通寺市弘田町892、代表橋本文子氏)と、関連会社の(株)西日本商事(資本金1000万円、同所、同代表)の2社は、9月22日に高松地裁丸亀支部へ民事再生法の適用を申請、同月25日に同地裁同支部より保全命令を受けた。

 申請代理人は堀川隆二弁護士(兵庫県神戸市中央区古湊通1-2-5、電話078-361-8210)ほか1名。監督委員には籠池信宏弁護士(丸亀市塩飽町7-2、電話0877-23-2620)が選任されている。

 (株)西日本観光は、1962年(昭和37年)6月創業、69年(昭和44年)11月に法人改組されたパチンコホール経営業者。香川県中部地区に店舗展開し、「遊王国 パチンコホームラン」の名称で地元での知名度は高く、94年12月期には年収入高約490億円を計上していた。

 しかし、景気低迷が続くなか、近年は県外資本の大手業者による出店も相次ぎ、競争激化に伴う集客力の低下もあり、2005年12月期の年収入高は約193億4800万円にまで落ち込んでいた。この間、不採算店を閉鎖する一方、スロット人気の高まりに着目し、2004年頃から一部店舗を順次スロット専門店へと改装するなど集客力の回復に努めていたものの、最近のスロット規制を受けて人気台の撤去を余儀なくされたことで集客力は伸びず、過去の設備投資に対する借り入れ負担も重く、今回の事態となった。

 (株)西日本商事は、1988年(昭和63年)9月に設立された遊戯機器の卸業者で、(株)西日本観光の仕入部門として営業していたが、同社に連鎖する形となった。

 負債は(株)西日本観光が2005年12月末時点で約53億9100万円、(株)西日本商事が2005年7月末時点で約11億円、2社合計で約64億9100万円。