レポート

株式会社ケージー建設

2006/08/10

TDB企業コード:580241698 大阪府大阪市天王寺区 建築工事 破産手続き開始決定、事業は新会社が継承 負債40億円

「大阪」 (株)ケージー建設(旧商号:(株)金剛組、資本金9600万円、大阪市天王寺区四天王寺1-14-29、代表清算人植松襄一氏)は、7月13日に大阪地裁へ自己破産を申請していたが、同月26日に同地裁より破産手続き開始決定を受けていたことが判明した。

 破産管財人は近藤輝生弁護士(大阪市北区西天満4-4-12、電話06-6311-0151)。

 ケージー建設(旧商号:(株)金剛組)は、578年に創業した日本最古の建築会社。1955年(昭和30年)2月法人に改組し、寺社建築の専業者として、寺社の設計・施工や文化財建造物の復元・修理等に強みを発揮、一般建築工事も手がけ、99年4月期には年売上高約130億5500万円をあげていた。

 しかし、近時の建設不況による一般工事部門の競争激化から受注減となり、2004年同期には年売上高約58億4700万円に減少、金利負担が収益を圧迫し、余裕のない資金繰りを余儀なくされていた。

 旧・金剛組の業績悪化を受け、東証・大証1部上場の高松建設(株)(大阪市淀川区)の全面的な支援のもと、2006年1月にコア事業である寺社建築事業や経営資源を、2005年11月に新たに設立した、新・金剛組(大阪市天王寺区)が引き継ぎ、従業員ならびに専属の宮大工の全員も転籍、1400年の歴史・伝統技術とも継承され、事業は継続されることになった。

 今回、破産手続き開始決定を受けた旧・金剛組は、商号を「金剛組」から「ケージー建設」に変更し清算業務を行っていた法人で、事業自体はすべて現在の「金剛組」に継承されている。