レポート

松崎交通株式会社

2006/07/05

TDB企業コード:260675638 千葉県成田市 ハイヤー業 民事再生法を申請 負債36億円

「千葉」 松崎交通(株)(資本金1300万円、成田市東和泉443-18、代表野山勝明氏、従業員170人)は、6月28日に千葉地裁へ民事再生法を申請し、同月30日に保全命令を受けた。

 申請代理人は伊藤昌毅弁護士(東京都千代田区丸の内3-3-1、電話03-5220-3361)ほか2名。監督委員には菊地秀樹弁護士(千葉市中央区中央2-8-5、電話043-225-3041)が選任されている。

 当社は、1978年(昭和53年)4月にハイヤー業を目的に設立。その後一時休眠状態だったものを、前代表が85年1月に買収し営業を再開した。国内大手航空会社や成田国際空港に離発着する海外の航空会社を得意先にハイヤー業を手がけるほか、一般個人客を対象にタクシー業も併営、ピーク時の2003年3月期には年収入高約16億1000万円を計上していた。

 しかし、その後は得意先からの受注減少から、2005年同期の年収入高は約14億8800万円にとどまり、従業員への退職金の支払いから経常損失を余儀なくされ、累損は数千万円に膨らんでいた。

 営業努力により近時の業績は堅調であったが、設備投資や2004年6月の東京都板橋区のタクシー会社買収に伴う借入金負担が重く、今回の措置となった。

 負債は約36億円の見込み。