レポート

日本産業株式会社

2000/07/24

TDB企業コード:980572421 東京都目黒区 パチンコ店経営、不動産賃貸 故・横井英樹氏関連会社 銀行取引停止 負債780億円

日本産業(株)(資本金3億円、東京都目黒区柿の木坂1-16-11、登記面=東京都渋谷区渋谷4-2-9、横井裕彦社長)は、近畿大阪(八重洲)で2回目不渡りを出し、7月24日銀行取引停止となった。
同社は、ホテルニュージャパンの火災事件で知られる故・横井英樹氏が、国内レジャー産業を目的として1956年(昭和31年)3月に設立。代表に横井氏の義弟が就任したが、その後、故・横井氏本人も代表取締役に就任するなど、実際は同氏の支配下にあった。
74年に神奈川、名古屋、京都へパチンコ店を出店するほか、この間にはホテルの買収を手がけるなど積極的な展開を見せ、92年12月期には年収入高約105億円を計上していた。また、グループ各社の資金調達窓口の役割も担っていた。
しかし、93年11月に故・横井氏が「ホテルニュージャパン」の火災で禁固3年の実刑判決が確定したことで信用面は大きく失墜し、97年同期の年収入高は約60億円にまで低迷。過大な借り入れ負担から連続欠損を余儀なくされ、社有不動産には差し押さえがなされるなど実質経営は破綻していた。
こうしたなか、借り入れのために差し入れていた手形が取り立てに回り、今回の事態となった。
負債は金融債務を中心に約780億円。