レポート

株式会社日本ブレスト

2006/05/08

TDB企業コード:600449636 広島県広島市西区 マンション分譲、販売代理 民事再生法を申請 負債30億円

「広島」 (株)日本ブレスト(資本金1億8000万円、広島市西区観音新町1-20-24、登記面=東京都千代田区猿楽町1-5-18、代表星野信一氏、従業員97人)は、5月2日に東京地裁へ民事再生法を申請した。

 申請代理人は中野辰久弁護士(東京都千代田区二番町11-6、電話03-5216-1370)ほか。

 当社は、1992年(平成4年)5月に設立。当初はマンションの販売代理を中心に手がけていたが、その後マンションデベロッパー事業へ進出。自社ブランド「ジェイシティマンション」として分譲マンションの販売を行い、自社分譲物件の比率を高め、山陽地区のほか東京での分譲も開始していた。

 2003年3月期には年売上高約169億8800万円を計上し、地元大手のマンションデベロッパーとしての地位を確立していた。

 しかし、この間に不良債権が散発していたほか、地元での競合激化やマンション開発などに伴う借り入れの増大から余裕のない資金繰りが続いていた。また、ピークとなる2005年同期は年売上高約178億4100万円を計上していたが、特別損失の発生などにより当期利益は約400万円にとどまるなど、収益は低調に推移。

 このため、投資型マンションの分譲や大型マンションなどの企画、販売代理事業の強化など、収益力の拡大に努めていたものの、資金繰りは厳しい状況が続き、支え切れず今回の措置となった。

 申請時の負債は約30億円。