レポート

株式会社万松楼

2006/01/31

TDB企業コード:860015268 長崎県佐世保市 観光ホテル経営 民事再生法を申請 負債31億円

「長崎」 (株)万松楼(資本金1000万円、佐世保市谷郷町5-32、代表望月太一氏、従業員40人)は、1月30日に大阪地裁へ民事再生法を申請し、同日同地裁より保全命令を受けた。

 申請代理人は四宮章夫弁護士(大阪市中央区北浜3-6-13、電話06-6202-3355)。監督委員は福森亮二弁護士(大阪市北区堂島1-1-5、電話06-6341-0461)。

 当社は、1893年(明治26年)に割烹旅館として創業、32年(昭和7年)5月に法人改組。64年に前代表が就任して以降、観光ホテルとしての地盤を築き、98年には天然温泉をオープン、2002年5月期には年収入高約8億3000万円を計上し、地元では上位クラスに位置付けられていた。

 しかし、景気低迷の影響や競合激化により宿泊者は減少、2005年同期の年収入高は約7億1000万円に落ち込み、赤字決算となっていた。加えて、これまでの設備投資の負担も大きく、余裕のない運営が続いていた。

 負債は約31億円の見込み。

 なお、関係会社の西海国立公園開発(株)(佐世保市、ゴルフ場経営)は、2005年12月に整理回収機構(RCC)から会社更生法を申し立てられている。