レポート

株式会社観山

2006/01/24

TDB企業コード:240032846 栃木県塩谷郡 温泉ホテル経営 特別清算開始決定受ける 負債250億9600万円

「栃木」 (株)観山(資本金9500万円、塩谷郡藤原町滝813、登記面=東京都台東区雷門2-11-10、清算人水上和典氏)は、東京地裁へ特別清算を申請、1月10日に同地裁より特別清算開始決定を受けていたことが判明した。

 申請代理人は小幡葉子弁護士(東京都中央区日本橋兜町1-10、電話03-3666-1838)。

 当社は、1926年(昭和元年)創業、49年(昭和24年)11月に法人改組。鬼怒川温泉地区で「あさやホテル」経営を主体に土産物店、および東北自動車道上河内サービスエリア内にてレストラン経営も手がけ、2000年11月期には年収入高約53億3000万円を計上、地元ではトップクラスに位置付けられていた。

 しかし、バブル期に行ったホテルの設備投資やゴルフ場開発への貸付金や債務保証分が回収不能に陥るなど、厳しい資金繰りを余儀なくされていた。こうしたなか、長引く景気低迷により宿泊客減少が続き、2003年同期の年収入高は約45億2100万円に落ち込んでいたうえ、2003年11月には主力行であった足利銀行の一時国有化もあり2004年12月に産業再生機構からの支援が決定していた。

 その後、事業再生計画の一環として2005年4月に営業権を現在の(株)あさやホテルに譲渡し、2005年6月開催の株主総会の決議により解散していた。

 負債は約250億9600万円の見込み。