レポート

原田セメント化工株式会社

2006/01/13

TDB企業コード:580118148 大阪府大阪市此花区 生コン販売 破産手続き開始決定受ける 負債40億円

「大阪」 原田セメント化工(株)(資本金3000万円、大阪市此花区西九条4-3-34、代表原田孝太郎氏、従業員31人)は、1月13日に大阪地裁へ自己破産を申請し、同日破産手続き開始決定を受けた。

 破産管財人は田中稔子弁護士(東大阪市鴻池本町6-27、電話06-4309-9550)。

 当社は、1936年(昭和11年)創業、48年(昭和23年)7月に法人改組した関西地区トップクラスの生コン販売業者。近畿地区を営業エリアとしてゼネコンや大手建材商社を得意先に、ピーク時の95年2月期には年売上高約194億6500万円を計上、近時は生コン80%、セメント15%の販売を主体に、一般建材の販売など5%の営業比率で、特に生コン部門では販売協同組合の中心的な存在として知られていた。

 しかし、近年は民間需要の低迷および公共事業の縮小などの影響から、2005年3月期(98年に決算期変更)の年売上高は約91億9000万円にまでダウン。またこの間、99年に福田勘産業(株)(富山市)および渡邊物産(株)(京都府舞鶴市)へ、2002年に(株)大橋組(大阪市東成区)へ大口の不良債権が発生したほか、販売単価の下落が続くなど収益面も低調に推移し、経営内容が悪化していた。

 こうしたなか、人員削減や資産売却などのリストラを進め経営の立て直しを目指していたが、2005年末からは金融機関や仕入先への支払いが遅延する事態となり、資金調達力も限界に達したことから.、1月12日に従業員へ解雇を通知して事業を停止していた。

 申請時の負債は約40億円。