レポート

月金株式会社

2006/01/06

TDB企業コード:110029023 青森県八戸市 石油販売 民事再生法を申請 負債71億円

「青森」 月金(株)(資本金2000万円、八戸市城下1-13-2、登記面=八戸市小中野8-8-16、代表月舘順一氏、従業員110人)は、1月6日に青森地裁八戸支部へ民事再生法を申請し、同日保全命令を受けた。

 申請代理人は熊谷清一弁護士(八戸市諏訪2-3-1、電話0178-47-3455)ほか。

 当社は、1917年(大正6年)6月に米穀・燃料小売を目的に創業、53年(昭和28年)8月に(株)月金商店として法人改組し、66年に現商号へ変更していた。

 大手石油卸業者の特約店として、石油類とLPガスの販売を手がけ、青森・岩手・秋田・宮城県内にガソリンスタンド17ヵ所、オートスタンド1ヵ所を展開するほか、サブ店舗約45店を抱え、2000年12月期には年売上高約190億3300万円をあげていた。

 また、この間、地元同業者と共同出資会社を設立し、事業共同化を図るほか、近年は事業多角化の一環としてコンビニエンスストアや携帯電話ショップ、中古オートパーツ店も併営していた。

 しかし、業界の規制緩和をはじめ、セルフスタンドの出現、さらに近年の石油価格情勢の変化による営業環境の悪化から、2004年同期の年売上高は約153億9200万円に減少。

 このため、ガソリンスタンドのスクラップアンドビルドを進めるほか、2005年2月に液化ガス部門を、同年12月には石油販売部門を別会社へそれぞれ事業移管し、大手元売り業者とタイアップしながら競争力および営業体制の強化を目指していたものの過去の関係会社に対する貸付金を抱え、金融債務が重荷となっていた。

 負債は約71億円。