レポート

栃木皮革株式会社

2005/12/02

TDB企業コード:240006111 栃木県栃木市 製革 特別清算開始決定受ける 負債70億円

TDB企業コード:240006111

 栃木皮革(株)(資本金8000万円、栃木市城内町2-1-4、登記面=東京都台東区今戸1-21-1、清算人山本昌邦氏)は、11月11日に東京地裁へ特別清算を申請、同月18日に同地裁より開始決定を受けていたことが判明した。

申請代理人は川瀬敏朗弁護士(東京都中央区京橋1-2-5、電話03-3274-3805)。

 当社は、1937年(昭和12年)9月創業、50年(昭和25年)8月に法人改組された製革業者。原皮加工を主力に手がけ、特にタンニンなめしでは高い技術力を有し、東京、関西方面の皮革製品製造業者や問屋などを得意先に、98年6月期には年売上高約21億6800万円を計上していた。

しかし、その後は東南アジアからの安価製品が大量に流入したため業績が低迷、赤字経営が続いていた。またこの間、当社を中核とするグループで拡大・多角化を進めていたが、バブル以降財務内容が悪化、当社も関連会社に多額の回収見込みのない貸付金を抱え、実質債務超過状態にあった。

 このため、独自の技術力を基盤に再建を目指すべく、2004年7月に産業再生機構に支援を要請し、支援決定を受けていた。その後、事業再生計画に基づき新設された栃木レザー(株)(栃木市)へ営業を譲渡し、当社は今年2月23日開催の株主総会の決議により解散していた。

負債は約70億円。