レポート

大谷実業株式会社

2005/11/16

TDB企業コード:580304662 兵庫県篠山市 ゴルフ場経営 民事再生法を申請 負債110億円

「兵庫」 大谷実業(株)(資本金2億9200万円、篠山市遠方119-1、登記面=西宮市苦楽園三番町15-30、代表岩城功氏ほか1名、従業員81人)は、11月15日に大阪地裁へ民事再生法を申請した。

 申請代理人は山田庸男弁護士(大阪市北区西天満4-3-25、電話06-6364-0025)ほか3名。監督委員には今泉純一弁護士(大阪市北区西天満3-14-16、電話06-6365-1728)が選任されている。

 当社は、1969年(昭和44年)12月に創業者一族の所有不動産の有効利用を目的に設立され、その後、74年5月にゴルフ場「オータニにしきカントリークラブ」(36ホール)をオープンし、ゴルフ場経営を主業とするようになった。

 同コースは女子プロ東西対抗や全日本学生決勝などが開催されるなど知名度は高く、ピーク時の92年2月期には年収入高約20億8800万円を計上していた。さらに、97年10月には「オータニ広尾カントリークラブ」(篠山市、18ホール)をオープンするほか、両ゴルフ場の宿泊関連施設でもある「オータニにしき荘」と「オータニ草山温泉観音湯」の経営も手がけていた。

 しかし、その後はバブル崩壊や長期不況の影響を受けて年々業績は悪化。2005年同期の年収入高は約10億円に減少、連続赤字決算から約21億8100万円の債務超過に陥っていた。今期に入り預託金返還請求も増加していたことなどから、各施設の経営継続とゴルフプレー権維持などを目的に、自主再建を断念、今回の措置となった。

 負債は約110億円。