レポート

沖縄オーラコーポレーション株式会社

2005/09/21

TDB企業コード:900140605 東京都台東区 ホテル「リザンシーパーク谷茶ベイ」経営 民事再生法を申請 負債250億円

「東京」 沖縄オーラコーポレーション(株)(資本金25億円、台東区東上野4-1-18、登記面=沖縄県国頭郡恩納村谷茶1496、代表比良竜虎氏、従業員212人)は、9月20日に那覇地裁へ民事再生法を申請した。

 申請代理人は阿波連光<あはれん・ひかる>弁護士(沖縄県那覇市前島2-9-13、電話098-941-0660)。

 当社は、1992年(平成4年)5月にホテル運営を目的に設立。93年4月には、「沖縄県観光振興基本計画」の重点整備地域である恩納村海岸に約310億円を投じ「リザンシーパークホテル谷茶ベイ(たんちゃべい)」をオープン。

 同ホテルは、国道に面した海岸沿いに位置し立地条件は良好で、客室数558室、収容人数約2600名の規模を誇っていた。99年には視界180度のオーシャンドームのほか、サウナ付露天風呂を新設するなど設備投資を行い、「九州・沖縄サミット」ではフランスやカナダの首脳が滞在するなど、沖縄県を代表するリゾートホテルとして相応の知名度を有していた。

 2001年9月期には年収入高約60億9200万円を計上、その後いったんは団体旅行客の減少により業績は落ち込んだものの、2004年同期には、テロの警戒感やSARSなどの影響による国内旅行需要の拡大により、年収入高は約63億8000万円を計上していた。

 しかし、この間の設備投資に伴う多額の借入金により収益は低調に推移、厳しい資金繰りが続いていた。こうしたなか、減損会計の導入に向け、昨年から新会社への事業移管を軸とした再建を模索していたが、今年になって主力銀行が保有する債権を外資系ファンドへ売却したことで再建計画が中断。早期の問題解決のため今回の措置となった。

 負債は約250億円。

 なお、スポンサーとしてオキインキャピタル(株)が名乗りをあげている。