レポート

株式会社サン・ピア博多

2005/09/14

TDB企業コード:800397517 福岡県福岡市博多区 不動産賃貸 福岡市出資の第3セクター 民事再生法を申請 負債39億1400万円

「福岡」 (株)サン・ピア博多(資本金4億円、福岡市博多区築港本町13-6、代表楢橋貞雄氏、従業員6人)は、9月13日に福岡地裁へ民事再生法を申請、同日監督命令を受けた。

 申請代理人は藤原総一郎弁護士(東京都千代田区丸の内1-6-5、電話03-5223-7777)ほか2名。監督委員には植田正男弁護士(福岡市中央区大名1-8-20、電話092-734-2355)が選任されている。

 当社は、1988年(昭和63年)10月に博多埠頭再開発を目的に福岡市(現在の出資比率5%)や地元金融機関・有力企業が出資して設立された、第3セクターの不動産賃貸業者。

 91年6月に複合商業施設「ベイサイドプレイス博多埠頭」の営業を開始、順次アミューズメント施設や飲食店をオープン、99年11月には屋内スノーボード場もオープンし、95年3月期の年収入高は約7億2200万円を計上していた。

 しかし、その後は個人消費の低迷などに伴う集客の減少からテナントの退店が相次ぎ、テナント料の引き下げを行ったこともあり、2002年同期の年収入高は約5億4000万円に落ち込んでいた。

 このため、2002年10月には地元の建築業者である馬渡工業(株)(福岡市)グループのベイサイドシティ(株)(福岡市)を招き、中核テナントとして温浴施設「博多一番風呂」や飲食店「博多うまいもん市場」などをオープンしたが、同グループが今年6月に福岡地裁へ自己破産を申請。同施設が閉鎖し収入が激減したことから、資金繰りはひっ迫していた。

 負債は約39億1400万円の見込み。