レポート

豊國建設株式会社

2005/09/12

TDB企業コード:580037264 大阪府大阪市北区 建築工事 民事再生法を申請 負債44億7100万円

「大阪」 豊國建設(株)(資本金3億円、大阪市北区東天満2-3-21、代表藤田正昭氏ほか1名、従業員99人)は、9月10日に大阪地裁へ民事再生法を申請し、同日監督命令を受けた。

 申請代理人は松本岳弁護士(大阪市北区西天満6-7-4、電話06-6365-1005)。監督委員には福森亮二弁護士(大阪市北区堂島1-1-5、電話06-6341-7419)が選任されている。

 当社は、1947年(昭和22年)5月に設立。マンション、学校、病院、工場などの建築工事を行い、民間工事80%、官公庁工事20%の比率で受注を得て、大阪や東京のほか、岩手、京都、兵庫、島根、福岡にも営業所を開設し、97年10月期には年売上高約205億4500万円をあげていた。

 しかし、以降は民間の建築需要の低迷や公共工事削減の影響を受け受注が落ち込み、2004年同期の年売上高は約90億600万円にまで減少。同業者との競合が激化するなか、不採算工事の受注に伴い収益面も悪化し、約3億7800万円の当期損失を計上、2期連続の赤字計上で約6億3200万円の累損を抱え、財務面が悪化していた。

 この間、所有不動産や有価証券の売却、従業員の削減など大幅なリストラを進めてきたものの、財務内容の大幅な改善には至らず、ここへきて金融機関からの支援も限界に達し、9月12日付決済の見通しが立たないことから今回の措置となった。

 負債は約44億7100万円。