レポート

富士観光株式会社

2005/07/20

TDB企業コード:600234463 広島県広島市中区 ゴルフ場経営 民事再生法を申請 負債60億円

「広島」 富士観光(株)(資本金6000万円、広島市中区大手町5-3-20、代表木山茂登氏、従業員40人)は、7月19日に広島地裁へ民事再生法を申請した。

 申請代理人は久笠信雄弁護士(広島市中区上幟町3-25、電話082-222-5671)。

 当社は、1973年(昭和48年)8月に設立されたゴルフ場経営業者。77年8月に著名なゴルファーの設計・監修により「富士三次カントリークラブ」(三次市)をオープン。90年の9ホール増設を経て、以後は27ホールでの運営となっていた。過去には「広島女子オープン」が開催されるなど一定の人気を集めるとともに、2000人を超える会員を擁し、90年12月期は年収入高約10億5400万円をあげていた。

 しかし、その後は景気低迷に伴い個人・法人ともに来場者数が落ち込み、2004年同期の年収入高は約3億9600万円にまでダウン、連続欠損から債務超過に陥っていた。この間、乗用カートの導入による人件費削減や借入金圧縮を目的とした資産売却を行っていたものの、コース増設に伴う借り入れ負担や今年8月に到来する預託金償還が困難なことから、自主再建を断念した。

 負債は預託金約57億円を含む約60億円。