レポート

株式会社今村建設など2社

2005/06/30

TDB企業コード:870073078 熊本県球磨郡 土木工事 民事再生法を申請 負債123億円

「熊本」 (株)今村建設(資本金1億1400万円、球磨郡あさぎり町免田西1376、代表平川忠継氏、従業員80人)と、関係会社の平川商事(株)(資本金3000万円、球磨郡あさぎり町免田西3005-2、代表平川忠道氏ほか1名)は、6月29日に熊本地裁へ民事再生法を申請した。

 申請代理人は由井照二弁護士(熊本市黒髪3-12-4、電話096-343-0585)ほか2名。監督委員には衛藤二男弁護士(熊本市水道町14-27、電話096-278-7270)が選任されている。

 (株)今村建設は、1916年(大正5年)6月に創業、60年(昭和35年)4月に法人改組した。土木工事を主体に、建築工事やとび土工工事などを手がける地場上位の業者で、特にトンネル工事を得意とし2001年3月期は年売上高約46億2900万円を計上していた。

 また、この間に平川商事(株)をはじめ、関係会社を相次いで設立、グループ会社でホテルの建設やゴルフ場買収を行うなど積極的に事業を展開していた。

 しかし、、経営の多角化に伴いグループ全体での借り入れは年々増加していたうえ、各社の業況は当初の計画通りに展開できず、当社も公共投資削減の影響で受注低迷が続き、厳しい運営を余儀なくされていた。

 このため、近時は銀行支援を得て運営していたが、2004年同期の年売上高は約30億9100万円にダウン。資金繰りも改善しなかったことで今回の事態となった。

 平川商事(株)は、1965年(昭和40年)10月に設立。建築資材販売やコンクリート製品の製造を手がけ、99年5月期には年売上高約22億1300万円を計上していた。その後売り上げは減少、2004年同期の年売上高は約12億1400万円に落ち込んでいた。

 負債は(株)今村建設が約99億円、平川商事(株)が約24億円で、2社合計で約123億円。