レポート

阪奈土地建設株式会社

2005/05/20

TDB企業コード:580439046 大阪府大東市 ゴルフ場経営 樋口組関連 民事再生法を申請 負債196億円

「大阪」 阪奈土地建設(株)(資本金1000万円、大東市龍間358-1、代表樋口吾一氏ほか1名、従業員125人)は、5月19日に大阪地裁へ民事再生法を申請した。

 申請代理人は徳永信一弁護士(大阪市北区南森町1-3-27、電話06-6364-2715)。監督委員には阿多博文弁護士(大阪市中央区高麗橋3-1-14、電話06-4707-6206)が選任されている。

 当社は、1960年(昭和35年)5月に設立。その後休眠状態にあったが、72年4月にゴルフ場の経営を目的として事業を再開し、74年8月に「阪奈カントリークラブ」(18ホール)をオープン。

 同ゴルフ場は、日本女子プロゴルフツアートーナメント開催や2002年には「日韓女子プロゴルフ対抗戦」の開催コースになるなど相応の知名度を有していた。隣接地において、この間の92年8月にはミニコース「スポーツヒルズ大阪」、95年9月には「ホテル阪奈」をオープンし、ゴルフ場35%、ミニコース30%、ホテル35%の事業比率で、98年4月期には年収入高約24億1800万円を計上していた。

 しかし、ゴルフ場のコース改造・拡張工事および関連施設などへの投資に伴い、グループ会社である(株)樋口組(大阪府大東市、同代表)からの借入金は約150億円にまで膨らんでいた。

 また、個人消費低迷による入場者数の減少から業績の低下が続き、2004年同期の年収入高は約17億円にまで落ち込み、収益面も低調に推移し債務超過に陥っていた。

 グループの中核会社である(株)樋口組とともに金融機関からの支援を得てしのいできたものの、ここへきて限界に達したことで今回の措置となった。

 負債は金融債務を中心に約196億円。