レポート

佐藤興業株式会社

2005/05/11

TDB企業コード:260029104 千葉県我孫子市 ゴルフ場経営 債権者より破産を申し立てられ、開始決定を受ける 負債590億円

「千葉」 佐藤興業(株)(資本金8000万円、我孫子市天王台1-5-1、登記面=東京都台東区台東3-20-8、代表佐藤尊雄氏)は、債権者より東京地裁へ破産を申し立てられていたが、5月6日に同地裁より破産手続き開始決定を受けた。

 破産管財人は滝久男弁護士(東京都中央区京橋1-2-5、電話03-3274-3805)。

 当社は、1958年(昭和33年)1月に不動産業を目的に創業、63年(昭和38年)1月に法人に改組した。89年にゴルフ場建設に着手し、92年10月には、茨城県笠間市に会員制ゴルフ場「笠間カントリークラブ」(18H)をオープン。94年3月期には年収入高約13億円を計上していた。

 しかし、ゴルフ場利用客の伸び悩みから、99年同期の年収入高は約10億2000万円にダウン。また、景気低迷の影響から会員募集の不振が続き、会員数は予定を大幅に下回り、ゴルフ場の開発・造成などに伴う借入金が重荷となり資金繰りは悪化していた。

 このため、資産売却を進めるなどしていたものの、99年3月期末時点で200億円を超える累積損失を抱え、大幅な債務超過に陥っていた。

 なお、「笠間カントリークラブ」は、現在も営業を継続中で、今後は別法人へ営業譲渡を検討中。

  負債は預託金などを含め約590億円。