レポート

株式会社琉球リゾ-ト

2005/05/10

TDB企業コード:900051855 沖縄県島尻郡 ゴルフ場経営 民事再生法を申請 負債173億円

「沖縄」 (株)琉球リゾート(資本金20億円、島尻郡具志頭村玻名城697、代表古堅整氏、従業員121人)は、5月9日に那覇地裁へ民事再生法を申請し、同日保全命令を受けた。

 申請代理人は松嶋英機弁護士(東京都港区赤坂1-12-32、電話03-5562-8500)ほか4名。監督委員には阿波連光弁護士(那覇市前島2-9-13、電話098-941-0660)が選任されている。

 当社は、1974年(昭和49年)6月に返還軍用地における天然ガス採掘および温泉利用と海岸開発などの観光事業を目的に(株)沖縄余暇開発の商号で設立された。その後、ビーチ施設や建物などを完成させ、84年12月には現商号へ変更していた。また、87年12月には約75億円を投下しゴルフ場「ザ・サザンリンクスゴルフクラブ」およびホテルを併設したクラブハウスをオープンしていた。

 しかし、バブル崩壊とゴルフ会員権の販売時期が重なったため、多額の有利子負債と預託金を抱え、厳しい運営を余儀なくされていた。このため、93年以降は役員の交替や、営業譲渡先を模索するなど銀行主導での立て直しを進めていた。

 2004年3月期は年収入高約13億3200万円に対し、営業損益段階では単年度で利益を確保できるまでになっていたが、年間約2億3000万円に達する利息負担は大きく、経常段階で連続欠損を計上、特別損失の計上などもあり、累積損失は拡大していた。

 さらに、係争中の預託金返還を求める訴訟もあり、預託金償還のメドが立たなくなっていることや、元本据え置きの現状では金融債務の圧縮が進まないことから、今回の措置となった。

 負債は約173億円の見込み。

 なお、債権者説明会を5月13日(金)に開催する予定。