レポート

斑尾高原開発株式会社

2005/04/13

TDB企業コード:980100369 長野県飯山市 ホテル・スキー場経営 民事再生法を申請 負債52億円

「長野」 斑尾高原開発(株)(資本金2億円、飯山市飯山11492-321、登記面=東京都港区六本木5-2-1、代表小川正夫氏)は、4月12日に東京地裁へ民事再生法を申請し、同日保全命令を受けた。

 申請代理人は服部弘志弁護士(東京都港区虎ノ門1-13-3、電話03-3580-0123)ほか1名。監督委員には小澤徹夫弁護士(東京都千代田区麹町3-3、電話03-3265-0691)が選任されている。

 当社は、1976年(昭和51年)12月に長野県北部の斑尾高原内にある「斑尾高原ホテル」と、付帯する「斑尾高原スキー場」のリフト運営を目的に設立された。

 86年7月にはゴルフ場「サニーカントリークラブ」(長野県佐久市)の営業譲渡を受けたほか、リゾートマンション「モンエール」の分譲販売など不動産業にも進出し多角化経営を進めていた。

 スキーブームもあって集客は順調に推移し、オフシーズンの夏には全国的な知名度を誇るジャズフェスティバル「ニューポート・ジャズフェスティバル・イン・斑尾」を毎年開催するなど、90年11月期の年収入高は約44億3300万円を計上していた。

 その後は、スキーブームの沈静化により収入は減少傾向をたどっていたが、一方で2000年8月には第3セクターの武尊レクリエーション(株)(現:川場リゾート(株)、群馬県川場村、2000年4月民事再生法申請→同年9月再生手続き終結)を20億円で買収し、人員交流も含めたグループ経営を展開していた。

 しかし、2003年同期の年収入高は約15億1500万円にまで減少、2004年11月にはゴルフ場部門の営業および不動産部門の営業の一部を望月サニーカントリー(株)に会社分割し、リストラにも着手していたが支え切れなかった。

 負債は約52億円。