レポート

山上建設株式会社など2社

2005/02/22

TDB企業コード:040004407 北海道北見市 土木・建築工事 民事再生法を申請 負債31億9000万円

「北海道」 山上建設(株)(資本金7800万円、北見市大町27、登記面=北見市大町131、代表山上安宏氏、従業員40人)と、関係会社の山上マテック(株)(資本金7700万円、北見市三輪524、登記面=北見市大町27、代表目黒義彦氏、従業員64人)は、2月18日に釧路地裁北見支部へ民事再生法を申請した。

 申請代理人は荻原怜一弁護士(北見市北斗町3-1-9、電話0157-61-3958)。

 山上建設(株)は、1915年(大正4年)5月創業、48年(昭和23年)11月に法人改組した土木・建築工事業者。その後、コンクリート製品製造会社や販売会社を相次いで設立し「山上グループ」として事業拡大を図り、北見地区を代表する企業グループに成長していた。

 しかし、当社を中心とした山上グループは、94年に関連会社が業績不振から事業継続を停止し休眠状態となったため、同社に対してグループで約25億8000万円の保証債務が発生。その後、年間1億円を超える保証債務を履行していたが、グループの資金繰りを圧迫する要因となっていたうえ、公共事業の削減や景気低迷による業績不振のため、98年にグループ企業再編の一環として資材関連の4社が合併し、山上マテック(株)へ商号を変更していた。

 さらに、2003年には持ち株会社を設立したほか、山上マテック(株)のコンクリート2次製品製造部門を会社分割で新設した現・山上マテック(株)に分離し、旧・山上マテック(株)は商号変更し不動産管理会社とするなど、グループ企業の再編、立て直しを進めていた。

 この間、99年にはグループで年売上高約160億円をあげていたが、今期は約53億円にまで落ち込む見込みとなり、グループ全体で約70億円を超える金融債務が重く、今回の措置となった。

 申請時の負債は、山上建設(株)が約12億1600万円、山上マテック(株)が約19億7400万円、2社合計で約31億9000万円。