レポート

株式会社カギの救急車など2社

2005/01/11

TDB企業コード:800155632 福岡県福岡市博多区 合鍵複製、小売のFC本部 自己破産を申請 負債31億円

「福岡」 合鍵複製・小売などのフランチャイズチェーン「カギの救急車」「カギの110番」を運営する(株)カギの救急車(資本金3000万円、福岡市博多区東光2-6-15、代表上野耕右氏、従業員55人)と、関連会社の(株)カギの110番(資本金1000万円、同所、登記面=福岡市博多区中呉服町1-1、同代表、従業員22人)は、1月7日に福岡地裁へ自己破産を申請した。

 申請代理人は永田一志弁護士(福岡市中央区赤坂1-12-15、電話092-771-6931)ほか2人。

 (株)カギの救急車は、1976年(昭和51年)3月に合鍵複製機の卸を目的に(株)九州フキとして設立。78年8月に合鍵や防犯用具などを販売する九州地区の直営店を(株)カギの110番として別法人化したほか、95年にはFC東京本部、99年にはFC大阪本部を開設、2001年4月に現商号へ変更していた。

 九州では「カギの110番」、それ以外の地域では「カギの救急車」の屋号でFC展開し、ピーク時の2001年12月期には年売上高約30億7200万円を計上していた。

 2001年後半からは店舗網拡大を目的に、当社がFC店に対して包括保証する融資制度を導入したものの、不採算店舗や脱退する店舗に対する立替金払いが増加する一方、ピーク時には直営・FC合わせて約180店あった店舗も約160店に減少、2003年同期の年売上高は約21億2000万円にまで低迷していた。

 2004年10月には消費税未払いで税務署から差し押さえを受けるなど、資金繰りはひっ迫していた。

 負債は、(株)カギの救急車が約27億円、(株)カギの110番が約4億円、2社合計では約31億円。