レポート

鳩山観光株式会社など2社

2004/09/29

TDB企業コード:988193702 埼玉県比企郡 大京(東証・大証1部上場)グループ ゴルフ場経営 民事再生法を申請 負債243億4900万円

「埼玉・千葉」 東証・大証1部上場のマンションデベロッパー、(株)大京のグループ企業である鳩山観光(株)(資本金20億4000万円、埼玉県比企郡鳩山町大橋1186-2、登記面=東京都渋谷区千駄ヶ谷4-24-13、代表黒住昌昭氏、従業員75人)と、(株)東庄ゴルフ倶楽部(資本金117億6600万円、千葉県香取郡東庄町東和田329、代表黒住昌昭氏、従業員42人)の2社は、9月28日に東京地裁へ民事再生法を申請し、同日同地裁より保全命令を受けた。

 両社の申請代理人は片山英二弁護士(東京都中央区八重洲2-8-7、電話03-3273-2600)ほか6名。監督委員には渡邊顯〈わたなべ・あきら〉弁護士(東京都港区虎ノ門4-3-1、電話03-5405-4080)が選任されている。

 鳩山観光(株)は、1981年(昭和56年)11月に(株)鳩山カントリークラブの商号で設立され、82年11月に現商号となった。84年3月に(株)大京〔当時の大京観光(株)〕が株式を取得、同社系列のゴルフ場となり、86年に「鳩山カントリークラブ」(18ホール)をオープン。「マルマンオープン」や「ダイワインターナショナル」、「日本シニアオープン」などのプロゴルフトーナメントが開催されたチャンピオンコースとして知られ、2004年1月期には年収入高約9億6000万円を計上していた。

 (株)東庄ゴルフ倶楽部は、1987年(昭和62年)7月に設立され、97年に「東庄ゴルフ倶楽部」(18ホール)をオープンした。鳩山観光(株)の100%出資子会社で、2004年1月期には年収入高約12億5700万円を計上していた。

 こうしたなか、親会社である(株)大京が産業再生機構の支援を得て再建を目指すこととなり(9月28日、同機構は支援を決定)、ゴルフ場事業からの撤退を決定したことで、これまでのような支援を得られなくなり、今後の預託金償還問題に独自で対応することが困難となったことから今回の措置となった。

 負債は鳩山観光(株)が約143億4400万円、(株)東庄ゴルフ倶楽部が約100億500万円で2社合計では約243億4900万円。