レポート株式会社多賀志

2004/08/26

TDB企業コード:982667570 東京都台東区 美容院経営 民事再生法を申請 負債79億円

「東京」 (株)多賀志(資本金1000万円、台東区東上野3-2-3、代表山本勝氏、従業員1550人)は、8月25日に東京地裁へ民事再生法を申請した。

 申請代理人は、井手大作弁護士(中央区銀座1-7-6、電話03-3564-5066)。監督委員には山本卓也弁護士(港区新橋1-18-12、電話03-3593-7605)が選任されている。

 当社は、1974年(昭和49年)6月創業、76年(昭和51年)7月に法人改組された美容院経営業者。当初は、首都圏を主体として全国に美容院を出店し、「多賀志ビューティグループ」と称して直営店を展開、90年頃から各店舗に経営権を移管し、経営委託の形に転換していた。

 その後、92年頃に再び直営店経営に転換し、現在では「多賀志美容室」「赤いリボン」「天使のハート」などの店舗名で全国に約250店舗を展開。低料金システムなどが顧客に好評を博し、業界トップクラスに成長、ピーク時の98年2月期には年収入高約86億8600万円を計上していた。

 しかし、個人消費の低迷、同業者との競争激化などから利用客の伸び悩みが続き、2004年同期の年収入高は約72億6900万円に減少。また、客単価の下落、店舗出店・リニューアルにともなう設備投資負担などが重荷となり収益面も伸び悩んでいた。このため、経費削減、不採算店舗の統廃合などで立て直しに努めていたが、業況は改善せず、今回の措置となった

 負債は約79億円。