レポート

旭国際開発株式会社

2004/08/24

TDB企業コード:580533852 兵庫県宝塚市 ゴルフ場経営 民事再生法を申請 負債560億円

「兵庫」 旭国際開発(株)(資本金2000万円、宝塚市長谷字道谷6-15、代表辻本夘太郎氏、従業員363人)は、8月24日に神戸地裁へ民事再生法を申請した。

 申請代理人は鍋本裕之弁護士(大阪府大阪市北区西天満6-7-4、電話06-6364-0331)ほか。

 当社は、1965年(昭和40年)5月に設立されたゴルフ場経営業者。66年10月にオープンした「旭国際宝塚カンツリー倶楽部」(兵庫県宝塚市、18ホール)を皮切りに、72年12月に「旭国際東條カンツリー倶楽部」(兵庫県東条町、45ホール)、78年4月には「旭国際浜村温泉ゴルフ倶楽部」(鳥取県鳥取市、36ホール)をオープンするなど合計5カ所のゴルフ場を開発。ゴルフ場の運営を主体に、付帯するレストラン・ホテルの経営も行い、ピーク時の93年3月期には年収入高約82億8900万円を計上していた。また、運営するゴルフ場でプロゴルフトーナメントを開催するなど、近畿地区では名門コースとして高い知名度を有していた。

 しかし、不況の長期化による法人利用の減少やゴルフブームの沈静化により、2004年同期の年収入高は約34億円に低迷していた。この間、ゴルフ会員権価格の下落による預託金返還請求の増加などから資金繰りが悪化。来場者数の減少が続くなか、預託金償還の分割払いの合意や、2003年には当初27ホールであった「旭国際宝塚カンツリー倶楽部」のうち9ホールを霊園用地として売却するなど経営立て直しを図っていたが、その後も資金繰りは改善せず、自主再建を断念した。

 負債は預託金約490億円を含む約560億円。