レポート

株式会社ナガオカ

2004/08/06

TDB企業コード:580085010 大阪府南河内郡 プラント用濾過部品製造 民事再生法を申請 負債30億円

「大阪」 (株)ナガオカ(資本金9000万円、南河内郡美原町平尾3300、登記面=南河内郡美原町木材通2-2-91、代表永岡忠義氏、従業員78人)は、8月5日大阪地裁へ民事再生法を申請し、同日保全命令を受けた。

 申請代理人は四宮章夫弁護士(大阪市中央区北浜3-6-13、電話06-6202-3355)ほか。

 当社は、1934年(昭和9年)10月金網加工を目的に創業、66年(昭和41年)10月に法人改組した石油精製及び化学産業向けのフィルター装置の専門メーカー。91年1月に現商号へ変更し、国内各地の水道局や化学プラントメーカー、石油化学メーカーなどを得意先に、各種井戸用スクリーン、油田用スクリーン、プラント・インターナルなどの製造を手がけ、98年6月期には年売上高約28億5000万円を計上していた。

 しかし、研究開発費負担などから借り入れ水準が高く、財務面を圧迫していたうえ、国内不況の長期化による得意先の設備投資の抑制や海外でのSARS騒動、イラク戦争の影響などで受注が減少し、2003年同期の年売上高は18億1000万円にまでダウン、経営内容が悪化していた。

 このため、諸経費削減などリストラを実施する一方、投資ファンドからの資金調達などで経営の立て直しを図っていたが、新規分野の研究開発に資金が固定化していたこともあり、資金繰りが急速にひっ迫し、自主再建を断念した。

 申請時の負債は約30億円。