レポート

株式会社キタブンコーポレーションなど2社

2004/08/05

TDB企業コード:540026524 兵庫県姫路市 建築工事 破産宣告受ける 負債155億円

「兵庫」 (株)キタブンコーポレーション(資本金9600万円、姫路市飾磨区野田町127、代表北純一氏、従業員1人)と、(株)北文建設(資本金5000万円、同所、同代表、従業員5人)は、ともに7月14日に債権者から神戸地裁へ第三者破産を申し立てられ、8月3日に同地裁より破産宣告を受けた。

 破産管財人は田辺重徳弁護士(神戸市中央区多聞通3-3-7、電話078-351-2880)。

 (株)キタブンコーポレーションは、1952年(昭和27年)創業、64年(昭和39年)7月に法人改組。姫路市内を中心に一般住宅の仲介業務を行っていたが、マンション分譲など大型案件を手がけ地場大手業者へと成長するとともに、90年にはゴルフ場「備中高原北房カントリー倶楽部」をオープン(のちに債権債務を関連会社へ移管)するなど多角経営を行い、97年9月期には年売上高約114億円を計上していた。

 しかし、近年は市況の悪化や新規プロジェクトの凍結などで業績は大幅に低迷、2003年同期の年売上高は約9億9700万円にまで落ち込み、多額の金融債務を抱え、連続欠損から債務超過となっていた。

 (株)北文建設は、1983年(昭和58年)1月に(株)キタブンコーポレーションの建築工事部門を分離して設立。同社からの受注を主体として業容を拡大し、マンションなどの大型工事も行い、98年6月期の年売上高は約67億500万円を計上していたが、(株)キタブンコーポレーションの業績低迷の影響を受け、2001年同期の年売上高は約26億2000万円まで落ち込んでいた。

 こうしたなか、今年7月14日には2社ともに債権者から神戸地裁へ第三者破産を申し立てられ、その動向が注目されていた。

 負債は(株)キタブンコーポレーションが保証債務約56億円を含め約144億円、(株)北文建設が約11億円で、2社合計では約155億円の見込みだが、今後変動する可能性がある。