レポート

株式会社じんのう

2004/06/02

TDB企業コード:580162502 大阪府大阪市淀川区 印刷 2回目不渡り、自己破産申請へ 負債40億円

「大阪」 (株)じんのう(資本金3000万円、大阪市淀川区三津屋中3-3-5、代表神能純忠氏ほか1名、従業員50人)は、5月31日に2回目不渡りを出し、事後処理を的場智子弁護士(大阪市北区西天満6-7-4、電話06-6364-7410)に一任した。

 現在、自己破産申請へ向け準備中。

 当社は、1961年(昭和36年)7月創業、64年(昭和39年)7月に法人改組。官公庁および外郭団体関連の受注に強みを発揮するほか、生命保険会社、新聞社などの大手企業を得意先に、官公庁広報物、月刊誌、名簿、チラシ、DM等のオフセット印刷、電子出版を行い、97年6月期には年売上高約26億5000万円を計上していた。

 以降は官公庁関連を中心に受注が伸び悩み、2003年同期は年売上高約14億700万円にまでダウン。受注単価の下落に加え、本社工場の土地および設備機械に充当した借入金の金利負担も収益を圧迫したことから、余裕の無い資金繰りを強いられ、2002年6月には大阪市内の社有不動産が差し押さえを受けていた。諸経費の削減などリストラに取り組んでいたが、今年に入って主力銀行の債権がサービサーに売却されたほか、一部で行っていた手形操作による資金繰りが破たんするなどで、2月2日に1回目不渡りを出していた。

 負債は2003年6月期末時点で、金融債務を主体に約40億円。