レポート

株式会社清水工業所

2004/04/02

TDB企業コード:580146008 大阪府大阪市北区 管工事 事業停止、自己破産申請へ 負債58億円

「大阪」 (株)清水工業所(資本金9950万円、大阪市北区豊崎1-11-19、代表清水義一郎氏、従業員123人)は、4月2日に営業を停止し、事後処理を松井忠義弁護士(大阪市北区南森町1-2-25、電話06-6365-9171)に一任、自己破産申請の準備に入った。

 当社は、1936年(昭和11年)3月創業、42年(昭和17年)10月に法人改組した管工事業者。札幌から福岡までの全国約20ヶ所に営業拠点を設け、マンション、店舗、一般居宅、工場、病院などの、空調設備工事51%、給排水衛生設備工事ほか47%の比率で手がけ、ゼネコン筋からの下請工事を中心に、2001年9月期は年売上高約112億7700万円を計上していた。

 しかし、受注単価の低下から採算面は低調に推移していたなか、2002年6月に(株)藤木工務店(大阪市)に約2500万円、2003年10月に(株)森本組(大阪市)に約5000万円と相次いで焦付きが発生。また、民間設備投資や建築需要の停滞から受注が落ち込み、2003年同期の年売上高は約89億4200万円にまで減少するなど業績低下が続いていた。

 このため、2003年7月から9月にかけて従業員約30名の削減など、リストラを進めながら業績改善に努めてきたものの、ここへきて3月30日に民事再生法を申請した大木建設(株)(東証・大証1部上場、千代田区)に約5億円の大口不良債権が発生し資金繰りが悪化、先行きの見通しも立たないことから事業継続を断念した。

 負債は2003年9月期末時点で割引手形含み約58億円。