レポート

株式会社ブテツク武生

2004/02/23

TDB企業コード:982561919 東京都港区 婦人服製造販売 民事再生法を申請 負債11億円

「東京」 (株)ブテツク武生(資本金3500万円、港区西麻布3-24-20、代表西田武生氏、従業員88人)は、2月20日に東京地裁へ民事再生法を申請した。

 申請代理人は大野幹憲弁護士(渋谷区代々木2-23-1、電話03-5304-7227)。

 当社は、1974年(昭和49年)8月に設立された婦人服製造販売業者。業界では著名デザイナー西田武生氏が主宰し、「タケオ・ニシダ」、「TAKEO de 365」などのブランド名でプレタポルテを展開(2003年9月時点で32店舗)、ピーク時の92年7月期には年売上高約30億円をあげていた。

 取り扱い商品は、スーツ、コート、ブラウスなどオートクチュール感覚の高級婦人服が中心で、代表の西田氏は定期的なファッションショーや、百貨店とのタイアップでの展示会などで新作を発表するなど、日本を代表するデザイナーズブランドの一つになっていた。

 しかし、95年3月に出資関係のあった(株)アンローブ(東京都港区)が倒産、同社に対し保証債務を抱えていたことから、債務弁済を余儀なくされるなど経営難に直面していた。

 その後は、国内市場への海外ブランドの台頭などで業況ジリ貧が続き、2003年同期の年売上高は約16億4200万円にとどまり、最終損益も赤字計上となるなど資金状況も悪化、先行きの見通し難もあって今回の措置となった。

 負債は約11億円。

 なお、当社に対し(株)ヤマノホールディングコーポレーション(JASDAQ上場、東京都渋谷区、石塚三郎社長)が支援する意向を表明している。