レポート

株式会社セイシンエンジニアリング

2000/05/16

TDB企業コード:985240282 東京都中央区 ネットフェンス、ガードレールの販売、施工 民事再生手続き開始を申請 負債80億円

(株)セイシンエンジニアリング(資本金2400万円、東京都中央区日本橋本石町3-3-16、伊藤達也社長、従業員55人)は、5月16日東京地裁に民事再生手続きの開始を申請し、同日保全命令を受けた。
申請代理人は瀬戸英雄弁護士(港区赤坂4-2-19、電話03-5562-2511)ほか。
同社は、ネットフェンス、ガードレールの販売を目的に1968年(昭和43年)9月に設立。道路、河川工事など土木関連資材としての鋼材製品の卸売を営み、設立当初より大手鉄鋼メーカーの指定特約店として、三多摩地区を中心に、千葉、札幌地区ほかの諸官公庁指定建設業者を対象に納入していた。近年は官公庁・地方自治体発注の仕事が大半で、製品単品販売が70%、付帯工事30%の営業比率で推移し、製品別内訳は、ガードレール(20%)、ネットフェンス(40%)、橋梁、組立舗道、レール、コルゲートパイプその他(40%)の比率となっていた。99年5月期には「東京ディズニーシー」リゾートライン建設工事関係で大口受注を獲得し、年売上高は約103億7200万円まで伸長していた。
 しかし、過去の不良債権の累積や、長銀株売却による損失計上などから、余裕の無い繰り回しを強いられていた。こうしたなか、今期に入ってからは大口受注を獲得できなかったことから売り上げが落ち込んでいたうえ、取引先からの支援を受けられず先行き見通し難に陥り、今回の措置となった。
 負債は約80億円。