レポート

白石興産株式会社

2004/02/02

TDB企業コード:100324001 宮城県白石市 製粉、乾麺製造 明治19年創業の老舗 民事再生法を申請 負債30億円

「宮城」 白石興産(株)(資本金1億円、白石市大畑一番 1-2、代表鈴木敬一郎氏ほか1名、従業員83人)は、2月2日に仙台地裁へ民事再生法を申請し、同日保全命令を受けた。

 申請代理人は鈴木学弁護士(東京都港区赤坂2-11-7、電話03-3505-1309)。

 当社は、1886年(明治19年)10月創業、1921年(大正10年)10月に法人改組した老舗の製麺、製粉業者。当初は製粉を主体としていたが、99年10月からはカップ麺製造を開始、2001年5月以降は製麺を主体に展開していた。

 2003年5月期は製麺67%(カップ麺製造47%、乾麺20%)、製粉30%、春雨等製造3%を手がけ、年売上高約59億5500万円を計上。また、関係会社数社によりグループを形成するなど、当地区同業界トップクラスの地位を確保し、原料供給業者として指導的役割を担っていた。

 一方、関係会社に対する貸付金が多く、2002年2月には新たに設立した関係会社の工場新築に際し約3億6000万円を投じるなど借入金も負担となり資金繰りはひっ迫していた。今期に入り、カップ麺の販売が前期に比べ大幅に落ち込んだことから決済資金に窮し、自主再建を断念した。

 負債は約30億円。

 なお、2月5日に白石市中央公民館において債権者集会を行う予定。