レポート

株式会社エスエスケー

2003/12/19

TDB企業コード:250312807 茨城県ひたちなか市 プリント回路配線板製造 民事再生法を申請 負債60億円

(株)エスエスケー(資本金17億2160万8000円、茨城県ひたちなか市新光町552-51、竹崎洋二社長、従業員164人)は、12月19日に水戸地裁へ民事再生法を申請し、同日監督命令を受けた。
申請代理人は松村正哲弁護士(東京都千代田区丸の内1-1-2、電話03-5223-7755)。監督委員には篠崎和則弁護士(茨城県水戸市南町1-3-27、電話029-221-2675)が選任されている。
同社は、1946年(昭和21年)1月創業、53年(昭和28年)5月に法人改組されたプリント回路配線板製造業者。70年にプリント回路板の生産を開始し、高多層のプリント配線板の設計、製造、販売の一貫生産体制を確立。プリント配線板専門メーカーとして業界内外から高い技術評価を得ており、特に高多層の十層以上では世界有数のシェアを誇っていた。近年では、携帯電話用のプリント基板を主体に生産。海外メーカーをはじめ、国内有力企業などに販路を有し、98年5月期には年売上高約105億9300万円を計上していた。
半導体・IT関連市場の急速な悪化から受注量が大幅に落ち込み、2002年12月期(2000年に決算期変更)の年売上高は約29億6600万円にまで減少、約22億800万円の大幅最終欠損を余儀なくされた。このため、投資会社からの相次ぐ出資を受け財務面の改善を図るとともに、国内営業に注力するなど立て直しに努めていた。
しかし、今期に入っても市況悪化が続いて主力である海外需要が改善せず、国内需要も低調であることから、恒常的な赤字体質から脱却することが困難となり、今回の措置となった。
負債は約60億円。