レポート

三和化学工業株式会社

2003/12/01

TDB企業コード:985243604 東京都中央区 化学製品製造販売 民事再生法を申請 負債34億7400万円

「東京」 三和化学工業(株)(資本金1億8775万円、中央区八重洲2-6-21、登記面=福島県原町市小浜間形沢100、代表栗原猛氏、従業員75人)は、12月1日に東京地裁へ民事再生法を申請し、同日保全命令を受けた。

 申請代理人は神原千郷弁護士(港区赤坂4-7-15、電話03-5562-2529)。監督委員には永沢徹弁護士(中央区日本橋3-3-14、電話03-3273-1800)が選任されている。

 当社は、1939年(昭和14年)創業、42年(昭和17年)1月に法人改組された化学製品の製造販売業者。当初は、染料・顔料用中間体を主力に100%国内生産によって定評を得て、96年1月期の年売上高は約43億900万円を計上していた。しかし、国内繊維産業の斜陽化によって不採算製品の生産から撤退したことで、近時の売上比率は、香料や写真薬品用の化成品57%、医農薬25%、染顔料18%の割合となっていた。

 近年は、東南アジア等からの安価な海外製品の流入によって価格競争力は減退し、2003年同期の年売上高は約13億6200万円にまで落ち込んでいた。さらに設備投資に伴う多額の借り入れ負担が資金繰りを圧迫していた。

 負債は2003年1月期末時点で約34億7400万円。

 また、12月12日午前10時より東京商工会議所4階会議室にて債権者説明会が予定されている。