レポート

一冨士フードサービス株式会社

2003/11/28

TDB企業コード:580378479 大阪府大阪市福島区 大手社内食堂受託 民事再生法を申請 負債34億5200万円

「大阪」 一冨士フードサービス(株)(資本金4500万円、大阪市福島区福島4-7-2、代表辻本昌弘氏、従業員1508人)は、11月26日大阪地裁へ民事再生法を申請した。

 申請代理人は南川博茂弁護士(大阪市北区曽根崎新地1-1-49、電話06-6341-2264)。

 当社は、1901年(明治34年)5月創業、58年(昭和33年)7月に(株)一冨士として法人改組、91年9月に現商号へ変更した。創業以来100年の歴史を有する老舗の食堂経営業者で、北海道、沖縄をのぞく全国で営業を展開、大手上場企業、金融機関、及び学校法人、大阪府堺市内の小・中学校などに実績を有するなど、2003年6月末現在で約 995ヵ所との契約を確保していた。また、長野県内のスーパー内でフードコートを手がけるほか、設計・プランニングを含む厨房設備機器の販売や給食コンサルティングなどを行い、2001年6月期は年売上高約226億1100万円を計上していた。

 2001年9月には、病院、福祉施設向けのメディカル部門を新設のイフスコヘルスケア(株)に分割したことから、2003年同期の年売上高は約182億3900万円にまでダウンしたものの、最終利益を確保するなど、10年以上連続して法人申告所得を公示していた。ところが、関係会社においてリース、マンション事業、及び海外での事業展開も行っていたことから、貸付金が膨らんだことに加え、11月11日には本社不動産に6億円の根抵当権が仮登記されるなど、資金面での不安が表面化していた。

 負債は2003年6月末時点で約34億5200万円。