レポート

緑営建設株式会社

2003/11/20

TDB企業コード:982331150 埼玉県東松山市 土木建築工事 続報、大手ゴルフ場経営の緑営開発グループ 破産宣告受ける 負債71億円

緑営建設(株)(資本金1億5000万円、埼玉県東松山市高坂1201-10、代表鎌田隆介氏)は、8月4日に東京地裁へ民事再生法を申請していたが、11月18日に同地裁より破産宣告を受けた。
 破産管財人は三村藤明弁護士(東京都港区虎ノ門1-6-12、電話03-3519-8326)。
 同社は、1973年(昭和48年)12月に大手商社の出資により、同社木材部の緑化班を分離する形で、グリーンワールド(株)の商号で設立された。74年にはダイヤフォレスト(株)に商号変更し、83年には親会社でゴルフ場開発を手がける緑営開発(株)(東京都新宿区)に営業権が譲渡され、87年に現商号となった。グループ会社が手がけるゴルフ場の開発工事を手がけ、91年3月期には年売上高約250億4800万円をあげていた。
 しかし、その後はゴルフ業界環境の悪化から売り上げは減少、地元東松山市から公共工事を受注し、千葉県に支店を開設するなど工事内容の転換を図ってきたものの、受注削減から2003年同期の年売上高は約14億9500万円にまで落ち込んでいた。今期に入ってからは温泉施設の受託運営を手がけてきたが、グループ会社からの借入金約45億円を抱え、苦しい運営を余儀なくされていた。
 こうしたなか、8月4日に緑営開発(株)が、多大な負債を抱えて民事再生法を申請。当社についても同様の措置となっていたが、再生の見込みが立たないことから開始決定を受けられずに、破産による処理となった。
 負債は約71億円。