レポート

株式会社桂

2003/09/24

TDB企業コード:580141048 大阪府大阪市中央区 建築金物卸 自己破産を申請 負債70億円

「大阪」 (株)桂(資本金4000万円、大阪市中央区東心斎橋1-7-25、代表中野哲夫氏、従業員92人)は、9月24日に大阪地裁へ自己破産を申請し、同日保全命令を受けた。

 申請代理人は阿部幸孝弁護士(大阪市北区西天満5-2-18、電話06-6364-3924)。

 当社は、1946年(昭和21年)3月創業、50年(昭和25年)3月に法人改組された各種建築金物の卸業者。大手の住宅・サッシメーカーやホームセンター・量販店、地方金物問屋などを主要得意先として、錠前、蝶番、ノブ、ドアロック、カードキー・テンキーなどセキュリティ関連製品を主体に、手すりパイプ・階段滑り止めなどの介護向け製品のほか、最近では住宅関連機器、生活関連機器、環境資材などを幅広く取り扱っていた。自社ブランドとしては、「DAN」、「SPARTAN」、「YANK」などを保有し、一部ヨーロッパ、東南アジア、中近東、南米など向けに輸出も手がけ、ピーク時の93年1月期には年売上高約169億円を計上していた。

 業歴57年を超える老舗で、近畿地区では業界トップクラスの業容を誇っていたが、近年は不況の長期化に伴う国内市況の悪化で売り上げはジリ傾向に陥り、2003年同期の年売上高は約86億6700万円にまでダウン、資金繰りは悪化していた。このため、人件費など諸経費の圧縮や不良在庫・不良債権の一括償却の実施、不採算営業所の閉鎖、利幅の薄い商品の扱い中止などのリストラ策を実施していたものの奏効せず、先行きの見通し難から今回の措置となった。

 負債は約70億円。