レポート

藤井染工株式会社

2003/09/08

TDB企業コード:500023018 京都府京都市右京区 染色加工 自己破産を申請 負債11億円

「京都」 藤井染工(株)(資本金4000万円、京都市右京区梅津尻溝町67、代表藤井裕久氏、従業員40人)は、9月8日に京都地裁へ自己破産を申請した。

 申請代理人は深尾憲一弁護士(京都市中京区御池通烏丸東入、電話075-223-2714)ほか1名。

 当社は、1949年(昭和24年)1月創業、51年(昭和26年)1月に法人改組。水着生地、婦人服地、合成皮革の手捺染プリント加工を手がけ、大手化繊メーカーから受注を得ていた。シドニーオリンピックのシンクロナイズドスイミングの水着を手がけるなど加工技術には定評があり、98年9月期には年売上高約9億4500万円をあげていた。

 その後は個人消費の低迷で主力の水着関連が伸び悩むなど受注はジリ貧となっていた。こうしたなか、外注加工先への貸付金が不良資産化し資金繰りを圧迫していたうえ、2002年同期の年売上高は約5億7900万円にとどまり、繰越損失約3億5530万円を抱え今年7月から一部金融債務が延滞する事態となっていた。

 負債は約11億円の見込み。なお、一部事業は別法人が継承する見通し。