レポート

株式会社ツー・アンド・ワン

2003/08/28

TDB企業コード:581089425 大阪府大阪市西区 ゴルフ用品卸・小売 民事再生法を申請 負債100億円

「大阪」 (株)ツー・アンド・ワン(資本金4億5000万円、大阪市西区北堀江1-5-4、代表金子成家氏、従業員213人)は、8月28日に大阪地裁へ民事再生法を申請し、同日、保全命令を受けた。

 申請代理人は安元義博弁護士(大阪府大阪市北区西天満2-9-14、電話06-6316-8880)ほか1名。

 当社は、1984年(昭和59年)3月に設立。ゴルフ用品の卸(69%)・小売(26%)に加え、一部韓国、台湾への輸出(5%)を手がけるほか、レストランの経営なども行っていた。95年からゴルフショップ「MIEKO UESAKO SHOP」を大阪心斎橋店、東京赤坂店ほか、全国に27店舗を展開し、オリジナルブランド「MUS」や「ジャンボ尾崎 byMUS」、「フィラ」などのライセンスブランドを取り扱い、2003年2月期には年売上高約84億5700万円を計上していた。

 副社長である上迫美恵子氏をデザイナーに起用するなど、同氏のオリジナルブランドを積極的に打ち出し、業績は増収ペースで推移していた。しかし、急激な店舗網拡大や在庫管理の甘さから資金繰りは厳しく、また設備投資などに伴う借入金が約70億円にまで膨らみ、財務内容が悪化していた。今年に入り一部事業所を閉鎖したことに加え、本店不動産の証券化を計画するほか、在庫圧縮などにより借入金の返済を進めていたが、取引行の支援体制が整わず、月末の決済難から今回の措置となった。

 負債は債権者約90名に対し約100億円。