レポート

東亜ファイナンス株式会社

2003/08/08

TDB企業コード:983798549 東京都北区 不動産業、金銭貸付業 特別清算を申請 負債391億円

「東京」 東亜ファイナンス(株)(資本金5000万円、北区赤羽2-4-14、清算人妹尾佳明氏)は、7月30日開催の株主総会で解散を決議し、8月8日に東京地裁へ特別清算を申請した。

 申請代理人は妹尾佳明弁護士(中央区銀座7-10-8、電話03-3574-9523)。

 当社は、1984年(昭和59年)8月に旧・埼玉銀行の事実上の系列会社として不動産業、金銭貸付業などを目的に設立された。
 88年には旧・埼玉銀行が(株)光進(92年4月破産宣告、負債1302億8600万円)から蛇の目ミシン工業株の買い取りを求められた際に、当社が(株)光進から1000万株を350億円で買い取るとともに、(株)光進に対して250億円の融資を実行していた。

 しかし、光進グループの小谷光浩代表は、企業恐喝容疑などで東京地検から起訴されるとともに、(株)光進も92年4月に東京地裁より破産宣告を受けたことで、同社向けの債権回収は事実上不可能となっていた。
 このため、多額の借入金負担から当社の運営は事実上行き詰まり、所有不動産の売却などで借入金圧縮に努めていたが、所有不動産の整理が完了したことにより、特別清算を申し立てた。

 なお、りそなホールディングスによると、傘下のりそな銀行が東亜ファイナンス向け債権337億円に取立不能、遅延のおそれが生じたと発表している(引当金で保全してあることで、今期業績計画に影響はないとしている)。

 負債は約391億円。