レポート

同友興産株式会社

2003/07/08

TDB企業コード:982002509 東京都中央区 不動産開発・分譲 自己破産を申請 負債102億2937万円

同友興産(株)(資本金3000万円、東京都中央区銀座8-9-15、五百木洋方<いおき・ようすけ>社長、従業員23人)は、7月7日に東京地裁へ自己破産を申請した。また、関係会社の八ケ岳緑化(株)(資本金1000万円、山梨県北巨摩郡大泉村西井出8240-1、同社長、従業員5人)も7月4日に甲府地裁へ自己破産を申請した。
 申請代理人は松尾翼弁護士(東京都中央区銀座7-14-16、電話03-3542-9742)ほか。 
 同友興産(株)は、1961年(昭和36年)創業、70年(昭和45年)1月に法人改組された不動産開発・分譲業者。山梨県八ヶ岳高原の別荘地の販売では当地の草分け的存在として知られ、92年からは大手企業のハウジング部と提携することで営業力を強化、価格帯2500万円~3500万円程度の別荘を主力に販売し、都内、神奈川、千葉でも不動産売買・ビル賃貸を手がけ、97年12月期には年売上高約49億1600万円を計上していた。
 この間、ベトナムの国営企業と合弁会社を設立し、同国の高層ビル建築を計画していたが、当地の国内情勢の悪化と資金面での問題から事業展開を断念。従前からの多額の借入金から財務内容が悪化し、債務超過に陥っていた。
 八ケ岳緑化(株)は、1973年(昭和48年)10月に同友興産(株)の貸別荘業の管理運営部門を分離する形で設立された。その後は、ペンション、ログハウスなどの木造建築工事を主力とし、91年8月期の年売上高は約12億9400万円をあげていた。しかし、同友興産(株)の業績低迷の影響から、2002年同期の年売上高は約9億3800万円と低迷、連鎖する形となった。
負債は、同友興産(株)が約85億8037万円、八ケ岳緑化(株)が約16億4900万円で、2社合計で約102億2937万円。
 なお、八ケ岳緑化(株)は、7月7日に甲府地裁より破産宣告を受けている。