レポート

株式会社姫野組

2003/06/12

TDB企業コード:720005783 徳島県徳島市 徳島県内トップの地場ゼネコン 民事再生法を申請 負債115億円

「徳島」 (株)姫野組(資本金9600万円、徳島市中洲町1-67、代表姫野正博氏、従業員147人)は、6月12日に徳島地裁へ民事再生法を申請し、同日保全命令を受けた。

 申請代理人は笹谷正廣弁護士(徳島市徳島本町1-9、電話088-626-1717)ほか。

 当社は、1882年(明治15年)3月創業、1953年(昭和28年)2月に法人改組された業歴120年を超える老舗業者で、徳島県内トップの売上高を誇る地場ゼネコン。県内屈指の業者として、建築工事に強みを持ち、官公庁工事40%、民間工事60%の比率で事業を伸長させ、公共工事については県内工事を中心に、四国・近畿・中国地方まで展開。最近では県外工事の獲得に注力し、96年9月期には年売上高約161億5500万円を計上していた。

 公共工事削減の影響に加え、長引く景気低迷に伴う民間工事の減少から受注がジリ貧となっていた。近年は競合激化に伴う安値受注も多く、2002年同期の年売上高は約124億8400万円にまで落ち込んでいた。この間、従業員の大幅削減等で経営体制の再構築を図っていたが、数年前に行った徳島県内のテナントビルの改装資金が同ビルの管理会社の行き詰まりで、数億円の債権が回収不能となるなど資金繰りが急激に悪化していた。

 負債は約115億円。