レポート

三和観光株式会社

2003/04/28

TDB企業コード:620000096 広島県神石郡 ゴルフ場ほかリゾート開発 特別清算を申請 負債143億円

三和観光(株)(資本金8000万円、広島県神石郡三和町時安5111、清算人安村和幸氏)は、4月14日開催の臨時株主総会で解散を決議し、同月28日に広島地裁福山支部に特別清算を申請した。

同社は、1984年(昭和59年)6月に設立。三和リゾート・三和の森の名称で、総合レジャーランドの開発を行い、ゴルフ場、牧場、テニスクラブ、リゾートホテル、ログコテージ、健康ランドなどを運営していた。ピーク時の94年10月期は年収入高約19億9900万円を計上していたが、当期損失約8億2800万円を計上するなど、200億円を超える投資負担から、赤字決算が続き多額の繰越欠損を抱えていた。

このため、経営効率化の一環として96年6月にホテル部門を別会社に分離したほか、99年4月にはゴルフ場部門を別会社に分離、さらに2000年11月には健康ランドを別会社に分離するなど、事実上休眠状態となっていた。多額の債務を抱えるなか、主力銀行の指導のもと不動産売却など残務整理に入っていた。

負債は金融債務を中心に約143億円。