レポート

株式会社千傳社

2003/03/12

TDB企業コード:580118569 大阪府大阪市北区 昭和10年設立、展示装飾設計施工 自己破産申請へ 負債30億円

「大阪」 (株)千傳社(資本金2000万円、大阪市北区天神橋7-1-10、代表比企野芳郎氏、従業員34人)は、3月10日付で事後処理を別城信太郎弁護士(大阪市北区西天満2-8-5、電話06-6365-1588)ほかに一任、自己破産申請の準備に入った。

 当社は、1935年(昭和10年)12月設立。大手家電メーカーや電鉄会社及びそのグループ企業を得意先に、ショールーム、イベント・博覧会、展示会場などにおける展示装飾の企画設計施工を主体に、一部屋外広告看板の製作取付工事などを手がけ、89年9月期には年売上高約30億5700万円を計上していた。

 70年近い業歴を有する老舗企業で、大手企業より出資を受けるなど安定した取引関係を築いていたが、91年11月の本社ビル新築などの投資で借入金が増加していたうえ、近年の不況の長期化によるイベント・博覧会の減少や企業の広告宣伝費の削減などで受注が減少し、2002年2月期(決算期変更)の年売上高は約12億2800万円にまでダウン。受注単価の下落による採算性の悪化に加え、支払い金利や諸経費負担などから赤字体質に陥り、財務面は多額の債務超過となっていた。

 負債は約30億円。