レポート

株式会社アルモニ

2003/03/10

TDB企業コード:986716091 東京都北区 不動産売買・不動産管理 特別清算を申請 負債305億円

(株)アルモニ(資本金80億500万円、東京都北区赤羽2-4-14、代表清算人小林利秋氏、従業員20人)は、2月28日に開催された臨時株主総会で解散を決議し、3月10日に東京地裁へ特別清算を申請した。
 当社は、1994年(平成6年)10月にあさひ銀行(現:りそなホールディングス)系列の不動産賃貸、売買会社である大栄不動産(株)(東京都中央区)が主体となってテナントビル賃貸業を目的として設立。設立当初は自社物件のオフィスビル賃貸及びマンション分譲を手がけていたが、97年10月1日付けで武州商事(株)(東京都千代田区)を合併。その後は建設資材、非鉄金属等の卸売も手がけるなど規模を拡大、近時の営業構成は、マンション分譲約50%、建設資材・非鉄金属・鉄鋼部門約35%、オフィスビル賃貸、不動産仲介、不動産コンサルタント等約15%となっていた。
 主力事業の1つである建設関連事業が長期低迷するなか、2002年3月期の年売上高は約364億5900万円を計上していたが、特別損失の計上から約286億3300万円の最終欠損を余儀なくされ、債務超過に陥っていた。2002年4月には事業形態の見直しを図るべく、商号を大栄総合開発(株)から現商号に変更。同時に建設資材、非鉄金属、鉄鋼部門の廃止や支店の閉鎖など抜本的な改革に着手していたものの、営業貸付金の固定化を招いていたことから事業の継続が困難な状況に陥り、今回の措置となった。
 負債は金融債務を中心に約305億円。