レポート

株式会社向島シャーリング

2003/03/07

TDB企業コード:980713950 東京都墨田区 昭和14年創業、鋼材シャーリング加工 民事再生手続き開始を申請 負債47億8000万円

「東京」 (株)向島シャーリング(資本金7500万円、墨田区八広1-7-8、代表浦山源太郎氏、従業員8人)は、3月6日に東京地裁へ民事再生手続き開始を申請し、同日保全命令を受けた。

 申請代理人は粟澤方智弁護士(中央区京橋1-4-10、電話03-3274-3805)ほか。監督委員には嘉本益巳弁護士(新宿区四谷1-18、電話03-3350-7620)が選任されている。

 当社は、1939年(昭和14年)9月創業、68年(昭和43年)12月に法人改組され、鋼材(薄板)のシャーリング加工販売を主業に、不動産賃貸なども手がけていた。好況時には積極的に設備投資をするなど業容を拡大し、98年1月期に年売上高は約6億7200万円を計上していた。

 その後は鋼材需要の低迷から販売量、価格ともに低調となり、2002年同期の年売上高は約3億2700万円にまで減少していた。年商を大きく上回る金融債務が収益面を圧迫し、債務超過に転落するなど財務面の悪化が顕著となっていた。資金繰りがひっ迫するなか、所有不動産の売却などで金融債務の圧縮に努めていたが、財務体質改善、業績回復に至らず、今回の措置となった。

 負債は金融債務を中心に約47億8000万円。